ウォーターマークで著作権を守る！個人・中小企業向け作り方と依頼のポイント
ふくうめデザイン
ウォーターマークとは？意味ないのか？著作権を未然に守る防衛手段！
ウォーターマークは、画像や動画に薄く重ねて表示される透かしのようなマークのことを指します。
著作権を示すためや、不正使用を防ぐ目的で利用されます。
例えば、写真やイラストに自分の名前やロゴを透かして入れることで、誰かがそのコンテンツを無断で使用するのを防ぐ効果があります。
現実、ウォーターマークを入れても完全に画像の不正利用を防ぐことは難しいという意見もあります。
というのも、画像をダウンロードした後、ウォーターマークを消す技術やツールが存在するためです。そのため、「ウォーターマークは無意味だ」との考え方もあります。
芸能人や写真家でもあるまいし、一般人のブロガーが著作権を主張することなど無意味では？
そう思うかもしれません。
しかし、あなたが有名・無名に関係なく、自分が撮影した画像や写真をWEB上に上げた瞬間に著作権が発生するのです。
ウォーターマークはそのコンテンツが自分のものであることを示す「証拠」となります。
SNSなどで画像がシェアされることを想定すると、ウォーターマークがあることでコンテンツの著作権を明確に示すことができます。
個人ブログや中小企業の商業的な利用では、知名度の向上やブランド保護にもつながります。
よってウォーターマークは「意味がない」と一概に言うことはできません。
確かに完璧なセキュリティ対策ではないかもしれませんが、少なくとも他人に自分のコンテンツを無断で使用されるリスクを減らす一つの手段にはなります。
特に、自分のブランドや作品を守りたいと考えている場合、ウォーターマークは非常に有効な方法と言えます。
ウォーターマークの作り方と入れ方を徹底解説
ウォーターマークは、画像を守るための有効な手段です。
無料で使えるツールを活用すれば、簡単にウォーターマークを作成できます。
無料ツールでウォーターマークを作成する方法
例えば、Canva や Watermark.ws といったツールがあります。
これらのツールは、直感的に操作できるため、デザイン初心者でもそれほど迷うことなく利用できます。
- Canvaの場合
- Canvaにアクセスし、アカウントにログインします。
- 新しいデザインを作成し、画像をアップロードします。
- 「テキスト」機能を使って、ウォーターマークにしたい文字を入力します。フォントや色を調整し、画像に透かしとして配置します。
- 画像の透明度を調整して、目立ちすぎないようにします。
- 完成したデザインをダウンロードすれば、ウォーターマーク入りの画像が手に入ります。
- Watermark.wsの場合
- サイトにアクセスし、画像をアップロードします。
- 文字やロゴを追加するオプションが表示されるので、そこからウォーターマークを作成します。
- 透明度を調整し、適切な位置に配置するだけで、すぐにウォーターマークを入れられます。
Photoshopでウォーターマークを作成する方法
Photoshopを使うと、よりプロフェッショナルな仕上がりになります。手順は少し複雑ですが、慣れると非常に効果的です。
- 画像を開く
- Photoshopを起動し、ウォーターマークを入れたい画像を開きます。
- テキストレイヤーを追加
- ツールバーから「テキストツール」を選択し、画像にウォーターマークにしたい文字を入力します。例えば、自分の名前やブランド名を入れましょう。
- フォントとサイズの調整
- テキストのフォント、サイズ、色を調整します。ウォーターマークは目立ちすぎないように、淡い色やグレーを選ぶのがポイントです。
- 透明度を変更
- レイヤーパネルで、作成したテキストレイヤーの「不透明度」を下げて、透かしのようにします。透明度は30～50％くらいが適当です。
- 配置と保存
- ウォーターマークを画像の隅や中央に配置し、仕上がりを確認します。
- 最後に、「ファイル」→「別名で保存」を選び、保存形式を選択します。JPEGやPNGで保存すれば、ウォーターマーク入りの画像が完成します。
オリジナルのウォーターマークを作成することは、著作権を守るために非常に重要です。
無料ツールを使えば簡単に、Photoshopを使えばよりプロフェッショナルにウォーターマークを作成できます。
どちらの方法でも、コンテンツを守るための強力な手段として活用できますので、ぜひ試してみてください。
オリジナルウォーターマークで著作権を守るには
オリジナルウォーターマークは、あなたの作品を守るための強力なツールです。
特に、写真やイラスト、デザインなど、他人に無断で使用される可能性が高いコンテンツでは、ウォーターマークが著作権保護に非常に役立ちます。
しかし、ウォーターマークを自分で作成するには少し手間がかかります。
デザインスキルやかける時間が必要であり、仕上がりに満足できるかどうかも不安になることがあるでしょう。
そこで、プロに頼むこともひとつの方法です。
自分でウォーターマークを作る手間
ウォーターマークを作るためには、まずデザインを考えなければなりません。
文字やロゴを使ってオリジナルのデザインを作成し、それを画像に配置します。
しかし、デザインのセンスが求められるため、初心者にとっては思った通りの仕上がりになることは難しい場合もあります。
また、無料ツールやソフトを使った場合、機能が限られており、細かな調整が難しいこともあります。
無料ツールでは、テキストのみの配置でロゴが乗せられないものもあり、思ったとおりの仕上がりにならないケースも発生します。
時間をかけても満足のいく結果が得られないこともあるため、「プロに任せたほうがいいのでは？」と感じる人も多いでしょう。
プロに依頼するメリット
ウォーターマークのデザインをプロに依頼すれば、専門的な知識と経験を活かして、ブランドにぴったりなオリジナルデザインを作成してもらえます。
例えば、企業ロゴを使ったウォーターマークや、独自のフォントやカラーを取り入れたデザインなど、あなたのイメージを忠実に反映させたものが完成します。
ウォーターマークにロゴを使うのは、ブランド認知の意味でも効果が高く、著作権を守るために有効です。
また、プロに依頼すれば、デザインだけでなく、画像の種類や用途に合わせたウォーターマークの配置や透明度の調整も適切に行ってもらえます。画像の魅力を伝えながら著作権を守ることができます。
